大会プログラム
大会1・2日目 6/28 ~ 6/29 9:30 ~ 17:15(予定)
- 大会長講演
「関係と変化~やってもないと分からない~」
阿部 幸弘(こころのリカバリー総合支援センター)
- 基調講演
「家族療法入門~家族療法のものの見方~」
楢林 理一郎先生(医療法人湖南クリニック)
- 教育講演
テーマ「)「“予防療法”としての家族療法」
中村 伸一先生(中村心理療法研究室)
- 教育講演
テーマ「自死を扱う時に若いセラピストに知っておいて欲しいこと」
吉野 淳一(日本医療大学)
- 大会企画
「医学教育と患者ケアにマンガを使おう!―グラフィック・メディスンのすすめ―」
ごく簡単に言うと、ナラティブ・メディスンのマンガ版がグラフィック・メディスン。
でも、患者さんの生きた経験をマンガで表現し、教育やケアに役立てようという話で終わらず、支援者・創作者など様々な立場から語ってみる試みの場。
シンポジスト:
小森 康永(愛知県がんセンター)
安達 映子(立正大学)
団 士郎(仕事場D・A・N)
阿部 幸弘(こころのリカバリー総合支援センター)
- 大会企画
「地域包括ケアと家族支援~不適切な養育を指摘された家族の事例をとおして~」
ソーシャルワーク実践で家族は大切だが、地域包括ケアが進められる今、家族全体を支援対象として捉える視点が求められている。
実際の支援事例(不適切な養育を指摘された家族)を振り返りながら、家族成員総体のウェルビーイングを如何に高めるかを考える場にしたい。
シンホジスト:
森本 義貴(札幌市中央区保健福祉部)
坂口 由美子(北海道大学大学院非常勤講師)
早苗 麻子(萌クリニック)
木村 靖子(「独立型社会福祉士事務所びばおい」設立準備室)
指定討論者:
福山和女(ルーテル学院大学名誉教授/大学院付属包括的臨床コンサルテーションセンター)
座長:
小田島 一典(恵庭市学童クラブ)
- 大会企画
「精神障碍者家族支援の方法論
~『メリデン版訪問家族支援』『ACT』と家族療法との対話~」
精神障碍者とその家族を支える方法論は、家族療法だけではない。
訪問で家族の交流を助ける「メリデン版」と、重症者の生活支援を含む「ACT」の実践者をゲストに家族療法との対話を試みる。
シンホジスト:
桶田 昌平(おおえメンタルクリニックゆう)
吉野 賀寿美(医療法人社団五稜会病院)
渡辺 俊之(渡辺医院/日家族療法学会会長)
座長:
阿部 幸弘(こころのリカバリー総合支援センター)
吉野 淳一(日本医療大学)
- 大会企画
「虐待対応におけるサインズ・オブ・セーフティ・アプローチ
~子どもの安全を家族と創る実践に学ぶ~」
サインズ・オブ・セーフティは、虐待事例において解決志向アプローチ等の対話により家族と協働関係を創り、主体者としての子どもの安全づくりを構築することを支援するアプローチ。
実践者を集め、具体的に語り学ぶ機会を設定した。
シンホジスト:
鈴木 浩之(立正大学)
渡邉 直(千葉県市川児童相談所)
阿部 弘美(北海道釧路児童相談所)
竹岡 由比(北海道中央児童相談所)
- 大会企画
「関係と変化はどこに生まれるのか?
~『当事者研究』の場面で、『オープン・ダイアローグ』の場面で」~
当事者研究とオープン・ダイアローグは、それぞれスタイルの異なる実践だが、人々の間に関係と変化を生み出す姿勢にどこか似た所がある。
それぞれの第一人者に当事者を加えて語り合う。
シンホジスト:
向谷地 生良(北海道医療大学)
斎藤 環(筑波大学医療系)
他に、「べてる」の当事者を予定
- 自主シンポジウム・一般演題・スーパーヴィジョン・事例検討
- 市民公開講座(無料)
「マンガで見る家族の変化~サザエさんからゴールデンカムイまで~」
マンガ評論の第一人者・呉智英氏に、家族のあり方がどう変ってきたのか様々なマンガを通して語っていただく、市民が誰でも参加できる企画。
家族療法家にとっても、日本の家族のあり方を広い視野で学ぶ機会だろう。
講師:
呉 智英(評論家)
- 研究交流会(懇親会) 6月28日(金)18:30~20:30
大会3日目 6/30 9:00 ~ 16:00(予定)
- ワークショップ
「認定ファミリー・セラピスト」の申請条件の一つに大会ワークショップに3回以上、更新の条件に1回以上参加する事が必要になっています。
テーマ 講 師 1.災害と喪失 渡辺 俊之(渡辺医院/高崎西口精神療法研究室)
石井 千賀子(ルーテル学院大学/TELLカウンセリング)
瀬藤 乃理子(福島県立医科大学医学部災害こころの医学講座)
2.LGBT
多様なセクシュアリティの理解と心の支援田村 毅(田村毅研究室)
浅野 藤也(たかつきクリニック/しらかば診療所)
林 直樹(東京武蔵野病院/しらかば診療所)
金城 理枝(法務省/大船サイコセラピー研究室)
3.児童虐待によってアタッチメントの問題を抱える子どもや家族にどう取り組むか 岡本 吉生(日本女子大学 家政学部)
北島 歩美(日本女子大学 カウンセリングセンター)
池田 真理(東京女子医科大学看護学部)
大塚 斉(武蔵野児童学園)
大瀧 玲子(日本女子大学 カウンセリングセンター)
4.家族心理教育 後藤 雅博 (こころのクリニック ウィズ)
小森 康永 (愛知県がんセンター)
安達 映子 (立正大学)
5.アウトリーチにおける家族支援~オープンダイアローグを視野に入れて 伊藤 順一郎(メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ)
浦林 翼(訪問看護ステーションACT-J)
6.離婚と家族 中村 伸一(中村心理療法研究室)
小田切 紀子(東京国際大学)
7.ヘルピングスキル-家族等への支援の学び方- 遊佐 安一郎(長谷川メンタルヘルス研究所)
平岡 篤武(常葉大学)
西田 泰子(常葉大学短期大学部)